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英検とTOEICでは、どちらがいいの?

英検とTOEICでは、どちらがいいの?

2015/12/11

生徒の皆さんから英検とTOEICテストではどちらがいいのかいう質問をよく受けます。どうも、世間には英検は時代遅れで今はTOEICの時代だ、 みたいな風潮がありますが、私にはこの見方には大きな誤解があるように思えます。そもそも英検とTOEICとでは、試験のコンセプトがまるで違うので、単 純にどちらがいいのかという比較は意味がありません。

 

2つのテストの特徴についてお話ししましょう。TOEICテストは筆記と リスニングがちょうど半々の比重になっていて、それぞれ易しい問題から難度の高いものまでまんべんなく出題され、満点は990点になっています。英語力 (会話力以外の)を点数で表示するため、学習者の現在の英語力を正確に測定できるとされています。

 

一方、英検は中1レベル(5級)から、大卒レベル(?)(1級)まで7段階に細分化され、それぞれ満点の60~70%正答できれば合格になります。英検 では筆記が60%、リスニングが40%の比重になっていて、TOEICの英文の題材がビジネス中心であるのに対し、英検は日常生活、科学、社会的な話題な ど多岐にわたります。

 

英検の級をTOEICの得点と換算してみましょう。英検の準2級合格者ですとTOEICテストでは、350~400点、2級合格者ですと450~600点くらいでしょう。TOEIC500点未満の学習者ですと、出題される問題の多くに歯が立たないわけですから、TOEICで自分の英語力を知るのはいいとして、この試験を頻繁に受け続けるのは精神衛生上お勧めしかねますね。英検2級に合格した位からTOEICの受験を開始するのがいいと思います。

 

一方、英検はレベルが細分化されていますので、学習者に合ったレベルが選べます。級毎に要求される単語・熟語力、文法力、読み取り力、リスニング力はほぼ明確ですから、目標設定はしやすいと思います。過去の問題をやってみて、50%程度正答できることが、自分が受験すべき級を選ぶめやすとなります。半分できれば、あとはある程度の努力で合格できるはずです。

 

英検の階段をひとつずつ登っていき、準1級に合格すれば、TOEIC換算で800点程度のはずです。800点と言えば、ビジネスでは困らない程度の英語力と言われています。大切なことは、皆さんの英語力アップのために、TOEICと英検のそれぞれの特徴を理解したうえで、それぞれの良さを活用することです。

 

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