TPR 先生の英語の指示通りに体を動かすと英語が学べる?
2016/03/09
言語は一言で言えば、音声や文字が意味を表すものと定義できると思います。英語を学ぶ時にも、「音声・文字」と「意味」を合体させて学んでいくことが学習の秘訣ですが、これは「言うは易く行うは難し」の典型です。例えば、一般的な英語学習法である「教科書による学習」では、授業で新出文法と本文の意味を理解し、音読をするなどして「音声・文字」と「意味」を一体化しようするわけです。問題は、教科書学習でこの「一体化」を生徒の頭の中に成立させるのが非常に難しいことです。
もし、この「一体化」を効果的に行える方法が見つかれば、ノーベル賞ものです。教科書学習でたくさんの中学生が英語を話せるようになるからです。でも現実はそうなっていません。教科書本文の意味を知り、音読を数回する程度の学習では「音声・文字と意味の一体化」が起きないのです。
アカデミーの教師は、英語学習の最初の段階からなるべく多くの「音声・文字と意味の一体化」が起きる方法を使って教えています。一例をお話ししましょう。高学年クラスで行っているTPR(Total Physical Response 全体身体反応法)という手法です。先生が生徒に英語で指示を与え生徒はそれを動作で表すというシンプルな方法ですが、音と意味が一体化した形で英語が学べるすごい学習法なのです。
“Stand up. Sit down.”などの、TPRの入門レベルであれば教師は簡単に実行できますが、それ以上になるとある程度の指導技術が必要になるため、一般に普及していませんがアカデミーでは長年の研究・実戦の結果、楽しく効果的に学習することに成功しています。例えば、学習開始後4か月ほどの学習(毎回15分程度)で生徒は“Walk there with this pencil. Hand it to Bob. Then kick the door. Feel the door and say, “Sorry” to it.”のような英文を瞬時に理解できるようになります。
この学習法では、様々な動詞や体に関する名詞に親しむばかりでなく、英語のリスニング力を知らず知らずのうちに高めることができます。さらに、これが有効なインプットになり意識的には忘れ去られても、脳の奥底に入り将来必要な時に引き出せる友好な知識となるはずです。私達が目指す、将来への伸びしろを大きくする試みの一つの指導になっているのです。
TPRはアカデミーで実践している「一体化」への努力のほんの一例です。私達は、低学年の指導から高校生の単語指導まで、常にこの「一体化」を念頭に置き授業を行っています。生徒の皆さんも、家でもダイアログの登場人物になったつもりで、意味をしっかり把握し状況を思い浮かべるなどして、「音・文字と意味の一体化」が頭脳で成立するよう学習することが大切です。
川口イングリッシュアカデミー
http://www.english-academy.co.jp/
住所:埼玉県川口市青木5-18-48
フリーダイヤル:0120-255-780
TEL:048-255-6705(代)
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
----------------------------------------------------------------------
川口イングリッシュアカデミー
〒332-0031
埼玉県川口市青木 5-18-48
フリーダイヤル : 0120-255-780
固定電話:048-255-6705
----------------------------------------------------------------------