英語を英語のまま理解できるように教えるアカデミー独自の方法とは?
2018/11/21
英語を英語で理解する力は何故必要?
英語を日本語に訳す勉強では、訳すことには上達できるかもしれませんが、英語を聞き話す力、英文を書く能力などは向上しません。
例えば、訳す勉強しかしていない中学生が、教科書を訳し、その後数回音読をしたとしましょう。
このような学習では、訳した日本語ばかりが頭に残り、肝心の英語が頭に残るだけで、会話力や、英文を書く力につながらないのです。
一方、英語を英語のまま理解する能力を身につけた生徒が、同じ教科書を使って学習するとどうなるか?
学習した英文を英語のまま理解できていれば、その後は繰り返し発音し、音読することで、日本語でなく英文を吸収していきます。
英語を容易に吸収することができるようになれば、新たな英文に接する度に英文が頭に蓄積されていき、雪だるま式に英語の能力が向上していくという好循環が起きて来ます。
言語の学習において、生きた言語をたくさん吸収することほど重要なことはないのです。
英語で英語で理解する能力をつけるには?
これほど大切な、英語を英語で理解する能力はどのようにすれば、身に付くのでしょうか?
それは英語学習の第一段階から、英語のまま理解しつつ学ぶことです。
アカデミーでは、小学生のうちから、Are you a student? Yes, I am. Is Tom sick? No, he isn’t. Is that a clock? Yes, it is. のような英語のやりとりを、毎時間繰り返します。
目的は、代名詞、be動詞、主語とbe動詞の一致など、英語の根本をなす事項を体で反応できるレベルまで身につけることです。
小学生高学年クラスでは、このトレーニングを1年ほど、毎回続けます。
こうすることで、Iと聞けば、「私は」と訳すのでなく、話し手が自分のことを言っている、またheと聞けば「彼は」と訳すのでなく、自分と相手以外の男の人のことをいっていると瞬時にわかるようになります。
アカデミーでの「場所の前置詞」の学習法
もう少し英語を英語のまま理解できるようにするための授業のお話をしましょう。
中1レベルの学習で、場所を表す基本的な前置詞を学びます。in,on,at,under, between,over,byなどです。
アカデミーでは、これを「~の中に」とか「~の上に」のように日本語で説明して教えることはしません。
私達は、次のように指導します。
生徒に”Now, hold your pencil.”(鉛筆を持って)と言って、鉛筆を手にしてもらい、 “Put it on your pencil case.(鉛筆を筆箱の上に置いて) Put it in your pencil case. (それを筆箱の中に入れて)Put it by your pencil case.(それを筆箱のそばに置いて) Put it between your pencil case and your notebook”(それを筆箱とノートの間に置いて)のように矢継ぎ早に指示を出し、生徒に動作をしてもらいます。
こうすることで、日本語に訳すことなく、場所の前置詞の意味や使い方を学ぶことが出来ます。(次ページへ)
次のステップでは、猫が椅子の上にいる絵など、物がどこにあるかが明示されている絵を見せて、子供たちにThe cat is on the chair.のように、最初のステップで学習した前置詞を使って表現する練習をします。
この一連の学習で、子供たちは同じ「上」でもonは机の上にのっていたり、壁に掛かっているといった、「接している状況」を表すのに対し、overは「接せずに真上にある状況を示す」、などという場所の前置詞の細かな差異まで、日本語を介さず英語のまま理解することができるようになるのです。
仕上げの段階では、外国人の吹込みによる前置詞を含むダイアログ(会話)に取り組みます。
子供たちダイアログの内容を日本語に訳すことなく、英語のまま理解でき、更にはシャドーイングのトレーニングなどで、日本語の訳文でなく英文そのものをどんどん吸収していくのです。
まとめ
英語は日本語と文の仕組みが全く異なるため、正しい学習法で学習しないと身に付きません。
正しい方法とは、上にお話ししてきたような、英語を英語のまま理解できるようになる力を養う学習法です。
英語学習の初期段階で、英語の問いかけに適切な代名詞を使って答えられるようになっている小学生は、英語を英語のまま理解できるレベルで英語の基本事項を身につけたと言えます。
これができることは、英語を理解したり吸収したりすることが、瞬時にできてしまうというすごい力を身につけつつあるということを意味し、英語を英語のまま理解するという、正しい英語学習の軌道に乗りつつあると言えます。
アカデミーでは、どのクラスでも英語を話しながら学習を進めていきますが、これは単に英語の会話を学んでいるのでなく、「英語を英語のまま理解する」能力を養成しているのです。
川口イングリッシュアカデミー
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