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アカデミー小学生クラスのリスニング力向上への取り組みとは?  その1

アカデミー小学生クラスのリスニング力向上への取り組みとは?  その1

2019/07/24

ブログ用5

 

2020年度から実施される、センター試験に代わる統一テストの英語では、リーディングとリスニングの比重が半々になります。センター試験の英語より、リスニングの重要性ははるかに増します。

 

語学の学習では、リスニング力をつけることは、初歩の段階から力を入れなければならないことは言うまでもありません。アカデミーでは、小学生の段階から、リスニング力をつけるための様々な取り組みを行っています。

 

今回は、高学年クラスが開講するとすぐに生徒たちが取り組むことになる、TPRという学習法についてお話しします。

 

TPR

<TPRとは?>

先生が指示を英語で行うことは、英語の授業では普通のことです。アカデミーでは、教師が英語で指示を出し、生徒がそれを動作で表すことでリスニング力をつけるTPRという手法を授業の中に取り入れています。

 

<TPRの学習で学習する英文例>

高学年クラスの開講後、3か月ほどこの方法で100以上の多量の英文に触れてもらいます。どんな英文なのか、例を挙げておきましょう。

 

1.Raise your right hand. (右手をあげて) Put your right hand down. (右手を下げて)Pat your head.(頭を軽くたたいて) Put your hand down.(手をおろして)

 

2.Open your mouth. (口を開けて) Show me your teeth. (歯を見せて) Close your lips. (唇を閉じて)

 

3.Hold your pencil. (鉛筆を握って) Move your pencil. (鉛筆を動かして) Show me your pencil. (鉛筆を見せて) Put up your pencil. (鉛筆を上に持ち上げて) Put it down.(それを下ろして)

 

4.Listen to me. “Ambulance” Repeat after me. “Ambulance” Take my hand. (私の手を取って) Let’s walk. (歩きましょう)

  1. Walk to the door. (ドアのところまで歩いて) Hold the knob. (ノブをつかんで)Turn around the knob. (ノブを回して) Open the door. (ドアを開けて) Close the door.(ドアを閉めて)

 

 

ネット用1

<学習手順1>

先生は英語で指示を出しながら、英語の表す動作を生徒に見せます。それを見て、生徒は英語の意味を理解し、すぐに指示通りに動作できるようになります。この過程で、生徒は英語の音を何度も聞くことになり、意味を把握しながら音に慣れるという、言語学習の最も重要な学習手順を踏むことになります。同時に、言語学習の重要なポイントである、日本語を介さず、目標言語だけで、英語の語句の意味を理解し記憶し、意識することもなく自然な形で英語の語順を学び始めます。

 

<学習手順2>

学習している英文が十分理解できるようになると、初めて発音のトレーニングを開始します。10位の英文を、ネイティブの発音にならって発音をします。この時までには、英文の意味は理解できていますから、英文の発音を繰り返すだけで生徒はどんどん英文を吸収していきます。アカデミーでは、ネイティブの発音した英文を生徒のカセットやUSBに録音し、家で復習できます。

 

<学習手順3>

英文が発音できるようになったら、今度は教師が動作をし、生徒がそれに対応する英文が言えるかチェックします。最後は、隣の席の生徒と互いに指示を出し合うペアー練習やり仕上げます。

 

<TPRがリスニング力アップに効く理由>

この指導法がリスニングに効くのは何故なのでしょうか?この指導法では生徒は聞き取っている英語の音と意味に集中することになります。この段階では、学習者は発音せずに意味を考えながら、ひたすら英文を聞き、その英文が表す動作をすることに集中します。

 

この時に、無意識のうちに英文の意味と結びついた形で、英語の発音、リズム、イントネーションを吸収することになります。これが聞き取りの力を向上させるのです。(学習時に、発音せずに聞き取りに集中することが言語習得に有効であることは学問的に証明されています。)

 

<TPRは、ほかにもこんな効果が>

この学習法(TPR)は、リスニングに効果があるだけでなく、英語学習の初期に学ぶべきたくさんの事をその過程で吸収できる特徴があります。

1)体の各部の名称や、自分の持ち物、教室内のさまざまな物の英語に、自然になじむことができます。

 

2)この方法では、体を動かしながら学ぶために、多くの基本動詞に触れることができます。思いつくままそうした動詞を列挙すると、stand sit raise put up   put down touch feel come go look listen turn   walk   open   close   hold move   show   kick   say   take bow   などたくさんあります。TPRは、こうした動詞を身に着けるよい機会になります。

 

3)日本人に英語を学ぶことを困難にさせていることの一つに、英語と日本語の語順の違いがあります。この学習法では、英文を日本語に変えて理解することをすることなく、英語を英語のまま理解し英文をそのまま吸収するスタイルを取ります。さまざまな英語による指示を聞き、体をうがかすうちに生徒は英語の語順に自然に慣れることができるのです。

 

TPRにより、英語の音に慣れ、聞き取り力をつけ、英語の基本的な名詞、動詞を学び、英語の語順に慣れることは、間違いなく生徒の皆さんの将来の英語学習を支えてくれるでしょう。

 

 

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