英検関連教材で単語力をアップするためには、次のステップを一つずつ!
2020/09/22
英検の4級に合格した生徒が3級にチャレンジしたい場合、過去問題の1回分には初めて目にする、覚えるべき語は熟語も含めて200語前後と思われます。
上手に学習し、200語を全て覚えることができたとすると、恐らく2~3回分を消化すれば、筆記テストで60パーセントの得点を得るだけの単語力が身につくはずです。
但し、過去問の3回分を解き、答え合わせをして終わりというような学習では、到底合格のための単語力はつきません。
今回は、どうすればワンランク上の単語力が確実に身につけられるか、そのための方法を皆さんにお話ししましょう。
①大問1から最後の大問まで、全ての英文を和訳する
問題文は、辞書を使いながら、大問1の短文にせよ、それ以外の長文にせよ、全て和訳しましょう。
訳すことで、初めて単語の意味がはっきり分かります。実は、単語の意味というものは文の中でのみ存在するもので、単語単体では存在しないものなのです。そ
れゆえに、単語は単独で覚えるより文のなかで覚えたほうがはるかに効率的なのです。
この学習を続けていくと、同じ語に何度かぶつかりますが、そうすると覚えようとしなくても自然に覚えられることもあります。
②授業で確認
授業で自分の解釈が正しいかどうか確認します。納得がいかなければ、先生に質問しましょう。
自分の思わぬ弱点が分かり、この弱点を克服するよい機会にもなります。
③音読とシャドーイング
意味が分かるようになった英文を、文の意味内容や、単語の意味を頭に思い浮かべながら何度も音読やシャドーイングを繰り返します。
ここで皆さんに質問です。「何度も」というのは、実際には何回のことだと思いますか?私がそう尋ねると、「5回くらいでしょ。」と多くの生徒が答えます。
実は、5回では全く足りません。
その4倍、20回くらいを何度かに分けて音読やシャドーイングをしなければ、頭に刻まれません。
④語句を整理する
語句を単語帳などに整理し、記憶したかどうかの確認用に活用します。
ここで大切は話をしましょう。皆さんの中には、覚えるべき単語は単語集に整理したのだから、もう問題文はいらない、単語帳を片手に暗記するのみ、などと考える人はいませんか?
これでは、学習効果は半減です。何故って、先ほどもお話ししたように、単語の真の意味は文の中だけに存在するのです。
単語帳で、単語と日本語を対にして覚えるのは、無関係な2つのものをくっつけることなので、不安定な記憶にしかならないからです。
音読やシャドーイングをしながら覚えるのが、回り道のように見えて実は最も効率的なのです。
⑤大問を一つづつ①~④のステップで学習したら全体をもう一度
すべての問題をやり終えたら、学習が完成したわけではありません。
再度初めからもう一度音読とシャドーイングにより復習します。この時は、一文につき5~6回繰り返せば十分記憶に残るはずです。
最後に、語句リストで記憶を確認してください。ほぼ単語が頭に入っていれば、この単語学習は完成ですが、過去問を3つくらい終えたら、もう一度ざっと復習してください。
こうすることで、3級に合格する単語力が身に着いているはずです。
記憶における反復の重要性
人は、一般的には多少触れた程度の事柄はアッと言う間に忘れてしまうものですが、上手に反復すれば驚くべき力を発揮するものです。
この機会に、上手に反復することで、着実に記憶するコツをつかみ、そのコツを他のことを学ぶことに応用して頂ければ素晴らしいと思います。
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