英語が聞き取れる耳を作るには？その②

英語が聞き取れる耳を作るには？その②

3.英語のリズムに慣れましょう！

日本語は一つ一つの音が等間隔につながり穏やかに発音されるのに対し、英語では、例えば強く発音される音と弱く発音される音があり、これが英文特有のタン、タタン、タタタンのような、ダイナミックなリズムを生みます。

英語特有のこのリズムになじむこともリスニング上達のためには必要です。

ネイティブスピーカーが英語の初心者に意識して話をする時の発音でなく、気楽に自然な形で発された英文をよく聞き、発音することが大切です。

これを繰り返すことで、徐々に英語のリズムを身につけることができます。

４．音源を用いて音読とシャドーイングで徹底トレーニング！

今度は、日頃から英語の音を物理的に把握できるようにするためにはどんなトレーニングをすればよいかをお話ししましょう。

皆さんがリスニング問題を用いて聞き取り力をアップするよう努めているとします。その場合、「英文を何度も聞く」だけでは不十分です。

正しい発音を学び、音のつながりを学習しながら、自分が想定している発音と実際の正しい発音とのギャップを正し、音源の発音を忠実に再現することを目指して音読とシャドーイングを何度も繰り返すことです。

こうすることで、文の中での単語の発音、音と音のつながりに慣れ、さらに英語のリズムも徐々に身についていきます。