君も、もう一息で英語が話せるようになる？（後編）

　今回の記事は、「君も、もう一息で英語が話せるようになる？（前編）」の続きです。

　さあ、前回お伝えした方法によるトレーニングで、正しい英文を素早く組み立てることができるようになったとしましょう。

但し、皆さんの口をついて出てくる英語が、日本語なまり丸出しのカタカナ英語だったら、それこそ「残念な英語」になりかねません。

川口イングリッシュアカデミーの授業では、フォニクスの学習時から英語らしい発音を追求しています。生徒と先生のやりとりでも、正しい英語の音を追求しています。

発音と言ってもいろいろな面がありますが、英語特有のリズムを身につけることも、正しい発音の習得上、極めて重要です。

英語特有のリズムを身につける上で、特に力を発揮するのが、アカデミーで行っている「ダイアログ学習」です。

臨場感ある会話を用いて、リスニングトレーニング、音読、シャドーイングを繰り返します。このトレーニングを毎授業時に行うことで、さまざまな表現、単語、文法事項、リスニング力、スピーキング力を養成することができますが、同時に英語らしい発音とリズムがしっかりと身に付きます。

　いよいよ、最後の段階です。語句、表現を覚え、文法力を養成し、正しい発音を身につけたら、もう一息で英語が話せるようになりますよ。

　まず、自分が話したいことを、日本語で書き出しましょう。（慣れてきたら、いきなり英語で書けるようになります。）

ノートに、一つのテーマについて、１～３行でいいので書いてみましょう。初めは、ごく身近なテーマ、例えば家族紹介とか、暇なときに何をするかなど、英検３級のスピーキングテスト程度のもので良いので、気楽に書いてみて下さい。

今度は、それを英語に書き直して下さい。英語にする時には、なるべく、なじみのある易しい語句を使うよう心掛けましょう。

書いたら、アカデミーの担当の先生に添削してもらいましょう。スマホなどの生成AIが使える人は、AIに添削してもらうこともできます。

書いた英文は、誰かに聴かせるつもりで、何度も発音しましょう。最後には、暗記して担当の先生に聞いてもらえば申し分ありません。

これを、毎日少しずつ３か月もやれば、様々なことが言えるようになっているはず。このトレーニングを積んだ後に、オンライン英会話や語学留学にチャレンジすれば、英語を話す能力を確実に身につけられるはずです。

バイリンガルを目指し頑張って下さいね。