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英語が聞き取れる耳を作るには?その①

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英語が聞き取れる耳を作るには?その①

英語が聞き取れる耳を作るには?その①

2023/02/07

英語のリスニング力を身につけるには、大きく分けて

 

①英語の音そのものを言わば物理的に聞き取れるようにすること

 

②英語が聴こえてくるままに日本語に直すことなく理解できる力を養うこと

 

の2つの能力を身につける必要があります。

 

②の「英語が聴こえてくるままに理解する」方法につきましては最近のアカデミーニュースで既にお話ししてきました。

 

今回は、英語の音そのものを聞き取れるようにするにはどんなトレーニングが有効かについてお話しします。

 

1.単語を正しく発音できるようにする!

 

まず英語の正しい発音がどのような音かを正確に知り、正しく発音できるようにすることです。

 

正しく発音できなければ、聞きとれない可能性は大きいのです。

 

アカデミーでは、小学高学年の開講直後から約半年間、英語の文字と音の関係を学びます。

 

これにより英語の正しい発音が身につきます。

 

独学で発音を学ぶ場合は、発音記号を覚えることが有効です。

 

正しい発音を聞きながら、発音記号が表す音をしっかり身につけると良いです。

 

次の下線部の母音は日本人にとって正確に発音するのが大変難しいものです。区別して発音できますか?試しにやってみましょう。先生のお手本を聞き、正しい発音ができているか確認しましょう。

 

1.ball  bowl   2.hit  heat  3.foot  food  4.cop  cap  cu

 

1.ballは日本語の発音では「ボール」ですが、英語では口を大きく開き、喉の奥の方から音を出します。

 

一方bowlは口先で「オゥ」と発音します。

 

2. hitは「イ」と「エ」の中間の音で、口を動かす筋肉を緊張させることなく発音します。

heatは唇の両端を横に引き、口の筋肉を緊張させて発音します。

 

3.footは口を緊張させずに、日本語の「ウ」に少し「オ」の要素が入ります。

 

foodは口を緊張させ、唇を尖らせて発音。

 

4. copは口を上下に大きく開けのどの奥から発音します。

 

capは「ア」と「エ」の中間音でお腹から発音します。

 

cupは口を緊張させず、大きく開けずに中途半端に開けて発音。

 

いかがですか?正しく発音できましたか。

ここでは母音を取り上げましたが、他にshとth、lとr、 mとnなど注意すべき子音もたくさんあります。

一つずつ、しっかり正しい英語の発音をものにして下さい。

 

2.音がつながり、聞き取りが難しくなる

 

英語では例えばCan you play the piano? のCan youは「キャンユー」でなく「キャニュー」となり、That’s an easy question.のan easy ~は「アンイーズィ」でなく「アニーズィ」のように発音されます。

 

Is that a clock? では、that aの部分が「タ」とならず「ラ」のように発音されたり、

what timeでは「ホワットタイム」ではなく「ホワッタイム」のように、語尾のtが次の語のtに吸収されることも頻繁にあります。

 

このように、単語は単独で発音された場合と、他のことばとつながった時では異なる発音になる場合があります。

 

英語が聞き取れるためにはこの現象に慣れる必要があります。

 

一人で学ぶ場合は、この現象を扱った参考書が数多く出ていますので、手に取ってみて下さい。アカデミーでは、この現象にあたる度に指摘し練習するようにしています。

 

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